[18]基礎工事見学②と家づくりの工程と関わるお仕事
今回は、【現場見学と家を建てるのに関わる様々なお仕事】についてでした。 まずは現地へ行き、完成した基礎を見ました。
私は2度目の見学で、前回は基礎を周りから眺めただけでしたが、今回は基礎の枠の中に実際に立つことができました。
玄関部分から入り、シューズクローク、寝室、子供部屋…といった一階の各部屋を感じながら見て回りました。
基礎だけだと部屋が狭く感じ、「ベッドは置ける?」「靴や外回り品をここに収められる?」という不安がよぎります。
ですが、これから木が組み立てられ、クロスを貼り…という工程を追う毎に、今からは想像できないくらいの広さを実感していくようです。
基礎の内側には断熱材が貼られており、これが外気温に左右されない家にはとても重要なのだそうです。
他にも、水回りとして基礎の内外には青色(水用)と赤色(お湯用)のホースが通っていました。
このホースにもまた違った断熱材が施されていました。
基礎をこんなにじっくり見たり触ったり(笑)する機会は自分の家を建てる時(にもできるのか!?)以外ないと思います。
今だけの光景、建ってしまえば二度と見ることはない基礎。
2度も見学できたことは貴重な体験でした。
また、基礎の部分から自信を持って私たちに見せてくれる中澤勝一建築さん。
家づくりに誇りをもって取り組まれている姿勢の表れだと思います!
次は移動をして勉強会。
【~一軒の家が建つまで~お家づくりの工程と関わるお仕事】について話を聞きました。
工事の工程表を見せてもらうと、仮設、基礎、外壁、建具、内・外装、設備、タイル、電気、外構など、工事にも種類がたくさんあること、
そしてこれらの工事は同時に進行していくものもあるとのこと。
中澤勝一建築さんは、持木家モデルハウスの他にも建築を請け負っておられます。
ここで登場するのが“現場監督”さん。
監督さんは、一軒の家の工事における、先に挙げた様々な工事とそれに関わる業者とのスケジュール調整、
それに加えて他の現場とのスケジュール調整、現場への指示を掛け持ちでおこなっているんだとか!とにかくフル回転です。
すごいです!!
勉強会の資料として、家が建つまでの工程とそれに関わるお仕事を、
A3用紙2枚にまとめたものを見せて頂きましたが、
これでもだいぶ圧縮したそうです。
実に40以上の仕事が一軒のために関わるそうです。
施主と直接話をするのは営業さんやインテリアコーディネーターさんなどですが、
直接関わらなくとも、とてもたくさんの人が家づくりに携わっているということに私は驚きました。
家をつくるって、想像以上に壮大だと感じ、それを知ることができたのは大きな収穫でした。
また、工務店と大手ハウスメーカーとでは、契約や打ち合わせの進め方に違いがあるという裏話?も聞けちゃいました。
どの会社を選ぶかは、それぞれその人・家庭の考え方や方向性が異なるので一概には言えませんが、一緒に家づくりをするパートナー選びはとても大事!だと思いました。
最初の入り口段階なので難しい部分ではありますが、パートナー次第で、完成時の満足感も変わる、
それぐらい重要な部分を占めていると感じた今回のもぎたてプロジェクト、参加できてよかったです!!
(ライター:プロジェクトメンバー K.M様)