[16]オール電化?それともガス併用?知って選ぼうエネルギー
今回は、サンリン㈱の飯島さんから「LPガス」「オール電化」「電力自由化」について教えていただきました。
すでに建築済の参加者の実体験や、中澤勝一建築さんからのアドバイスもお聞き出来ました。
私自身、自宅を建築済みです。我が家は、電気と灯油の併用です。
料理はガスでやりたかったのですが、ガスは高いと考えており、料理を主にする私の独断でIHコンロにしました。
ですので、新たに情報を求めたりしないまま、ガスは選択肢から外しました。
(設計士さんは、本当にそれでいいのか確認して下さったにも関わらず、、、)
今になっては、ガスの方が満足度は高かったかな、料金など実際どうなのだろう?などと思うので、
最終的に電気を選ぶにせよ、ガスと電気、さらには暖房などの場合は他のエネルギーも含め正しい知識を付けた上で選択するのが一番納得できていいなと思いました。
今回は、お話の中から、私自身が気になっていた「コスト」についてまとめてみたいと思います。
<都市ガス・LPガスのコストについて>
都市ガスはエネルギーコストに優れており、
オール電化よりもお風呂の湯沸かしや調理などを低コストで行えるが、
LPガスは各家庭への運搬費用や人件費もかかるためコストが高くなる。
ガスの場合は、電気との併用になるため基本料金がそれぞれの契約にかかる。LPガスの基本料金は1700円~2000円ほどとの事。
逆にオール電化は基本料金を一本化できコストは抑えられる。
LPガスは各家庭にボンベかタンクの設置が必要だが、タンクの方がボンベに比べて容量が大きく配送コストが抑えられる為、コストが安くなる。
導入コストも電気、ガスで価格が違う。
今は自家発電して自分の家の電気を賄う時代になってきており、
太陽光発電を設置して電気代を賄うという方法もある。
エネルギーを1本化すると価格高騰の際、直接影響をうけリスク分散が出来ない。
とのことでした。
他にもエネルギーの環境特性や、災害時の安全性や復旧について教えていただきました。コストだけでなく色々な角度から見てエネルギーを選びたいですね。
お話を聞いて、自家発電について深く調べてみたいなと思いました。
最後に「電力自由化」について。皆さんは、電気をどこから購入していますか?今や600近い小売電気業者さんがあるそうです!
すでに始まっている電力自由化。
しかし、制度上本当の意味での自由化は2020年4月〜だそうです。
電気の購入先は今選ばなくても2020年4月までには選ぶことになるそうですよ。
電気料金は生活スタイルに合わない契約の場合、電気とガスの併用より光熱費が上がる場合があるため、暮らしに合わせた契約が大事だそうです。
サンリン㈱さんでは、ガスと電気のセット割というプランもあったりして、各社お得な電気メニューを調べてみたいなと思いました。
契約内容(契約期間・違約金)の確認も忘れずにしたいと思います。
今回の話を聞いてみて
「知ったうえで選択するのが大事」
「家を考えることは暮らしを考える事」なのだと改めて感じました。
ライター:プロジェクトメンバー T.S様