[10]意見交換
「“あなた”が考えるこのプランの気に入った所・不安な所」を話し合いました。
2グループに分かれ、各自思い思いに意見を書き出し、グループごとに発表しました。
私は前回の参加で宮武先生から提示されたプランを見て、
「この土地だからこそ生み出されたという間取りや窓の配置etc. …さすがプロの頭の中は違う!!」
と驚きの連続でした。
だからこの1週間、“このプランに対する不安な点”があまり浮かばず
「どんな意見交換会になるのだろう?」 と期待でいっぱいでした。
発表タイムでは、前回不参加の方もいたので、
「先生はこんな風に言っていましたよ!」 と情報の共有もしあいました。
話し合いは盛り上がり、
「サニタリーのカウンターが広くて家事がしやすそう」
「ウォークインクローゼットが2つあると使いやすそう」
「30坪程の家でも坪庭・テラスも夢じゃない!」
といった意見の他に、
「2階がリビングってどうなの?」
「トイレや洗面が玄関から遠いのは使いにくそう」
「収納が少ないのでは?」等々…たくさん意見があがりました。
自分の家だったら…という視点に立つと、
生活パターンは人それぞれ違うので、「ここが素敵!」と思う人もいれば、
「我が家には合わないな、使いづらい・・・」と思う人もいて、
私自身皆さんの意見に同意する所や、なるほどなぁと思うところがあり、新たな発見でした。
10組の家族がいれば10通りの暮らし方があるわけで、
自分の家を建てるときには、そこでの暮らし方をもう一度見つめ直す機会になりました。
家は高い買い物、できれば後悔したくありません!
持木家という他人の家(笑)で家づくりのシミュレーションが出来るこのもぎ建てプロジェクト、本当に楽しくて勉強になります。
最後のまとめにあった、
「今までの暮らし方も大事だけど、それに固執するとせっかく新しく建てる家なのに、住み慣れた家に戻ってしまう。
自分が夢に描く、暮らしたい家とはどんな家なのか?
そういうものの固定概念にとらわれないことも必要だ」
というお話にも納得しました。
プロジェクトも後半戦に入り、ますます今後が楽しみです!
(ライター:プロジェクトメンバー K.M様)