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[8]建築家もぎヒアリング

もぎ建てプロジェクト8回目の開催でした。
今回は皆さんお待ちかねの建築家の先生とのヒアリングです。

今回のR+houseの建築家は、宮武淳夫先生です。
ご自身の建築事務所でのお仕事に加え、R+houseでも設計をさせているそうです。
なんと、京都からわざわざお越しいただいています。

そして、先生はR+houseのデザインコンテストで一千軒以上の建物の中から、一位を取ったことのある、めちゃめちゃすごい先生なのです!!

さらにストールをさらっと首にかける高身長のインテリ系イケメン!
(HPの写真よりも本物のほうがかっこいい!)
かつ、とっても話しやすい空気感と、
私たちのふわっとした質問にも真剣に考えて答えてくれる誠実感があり、
とても話しやすくて信頼のおける先生だなと感じました。

建築家とのヒアリングは3つのステップで進みます。
①ヒアリング
②プランの提示
③さらに要望を取り入れ細部までつくり込んだ最終プランの練り上げ
今回は、最初のヒアリングです。

住宅の設計では、①敷地条件 と ②そこに住む人 
について考えて設計していくそうです。

R+houseの建築家の先生は、まず敷地を実際に見に行くそうです。
周辺の環境、周りの住宅の窓の位置や、敷地から見える風景、今回は墓地の横という条件もあります。
周囲からの視線や墓地などは気にならず、かつ周辺の山々などの景色を取り込むような窓の配置、光の入り方、風の抜け方。
周辺の環境に溶け込むような全体のデザイン。
その土地から様々なことを読み取って設計に繋げていただけるのだなと感じました。

そして、ヒアリングで、建てる人の人柄や生活スタイルを読み取っていきます。
家族一人一人の 仕事、趣味、楽しみ、生活の流れを話していきます。
その中から、必要になるものや生活動線を考えていただけます。

今回驚いたのは、クローゼットの配置の仕方。
ファミリクローゼットがおすすめだそうです。
家族みんなの衣類をしまっておけて、さらにそこに洗濯物を干して、そのまま片づけられる!なんて便利なんでしょう!
だけど、女の子のいる家庭では、個室にクローゼットがあったほうがいいのでは?という意見も出ました。
クローゼット一つでも色々な考え方がありますね。

その他、リビングは一階がいいか二階がいいか。
お風呂はいつ入る?
料理をクックパッドに投稿する頻度は?
布団はどこにしまう?
リビング学習ってどうなんですか?
ランドセル置き場は?老後の使い方は?
もらった野菜や果物、漬物置き場は?
と質問を含めつつ、話は無限に広がりタイムオーバーとなりました。

建築家の先生とのヒアリングで重要だなと感じたのは、
自分や家族が一番大切にしていることを伝えること、
どんな生活がしたいかを伝えることかなと思いました。
細々した要望や理想はありますが、お金も敷地も限られています。

ヒアリングで様々な話をする中で、
建築家の先生がベストな案を作ってきていただけます。
敷地や建てる人、同じ条件でも建築家の先生によって無数のデザインが生まれます。
建築家の先生との出会いは一期一会。
そんな出会いを楽しみながら、信頼できる先生と工務店さんに任せるところは任せて、ここだけは!という自分の思いを伝えることが大切だなと思いました。

次回、どのようなプランが出来上がってくるのか、今からワクワクしています!

(ライター:プロジェクト参加者 Y.T様)