[6]おうちの要望だし
もぎ建てプロジェクトはすでに6回目の開催でしたが、
私自身はいままでなかなか予定が合わず、
初めての参加になり最初はドキドキでした。
今回は持木家のママになったつもりで現在の家の不満な点を挙げていくというワークを行いました。
二つのグループに分かれてまずは自己紹介。
そのあと玄関、台所、浴室など、現在不満に思っていることを場所ごとに付箋に書いて模造紙に貼っていきました。
最初は、不満がそんなに出るかなぁと思いましたが、はじめてみると出ること出ること。
模造紙に不満がいっぱいになりました。
一時手が止まりましたが、
「そんなときには日常生活の中の、例えば料理をするときにやる動作を最初から思い返してみるといいですよ」とアドバイスがあり、
考えてみると日々当たり前のようにやっていたけど実は不便なのかも・・・
といったところがぽろぽろと出てきました。
自分から出てきた不満もあれば、ほかの人のものを見て「私も!」と思ったものもありました。
また、すでにおうちを立てた方の不満も意外と多いことに驚きました。
不満が出きったところでそれぞれの場所についての一番の不満をまとめていきましたがそれぞれの不満についても説明したり、
実際に家を建てるときにどんな風に解決できるのかを説明してくださったりとても勉強になりました。
私が気になったのは、台所の作業台の高さ。
我が家では、料理は夫婦ともにするし、
子どもにも台所に立つのに抵抗を感じてほしくないので、
おうちを立てるときはどんな選択ができるのか気になっていました。
台所は各家庭、奥さんの身長に合わせることが多いそうですが、
夫婦ともに料理をする場合は夫婦の身長の高さの間をとって、
スリッパなどで調節するなど工夫が必要とのこと。
また高さの変更については料金がかからないということも聞くことができました。
私が不満に思っていたことや、疑問に思っていたことに答えていただき、
知ることができてうれしかったです。
時間が足りなくなるくらい盛り上がりました。
今回出た不満は、収納に関することが一番多いように感じましたが、
実際はそれだけじゃなく動線も関係するという説明を聞いて、なるほどと思いました。
グループも4人ほどの少人数でしたし、
不満の共通点も多いことから会話も弾んで楽しく参加できました。
次回は今回不満が多かった収納のお話ですから、とても楽しみです。
(ライター:プロジェクト参加者 H.T様)